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本業は20年近く営むメガネショップウメダ。趣味の「釣り」と「食べること」が好きで、自然豊かな丹後の食材を使って少しでも地元の活性化に貢献できるような「丹後らしい」商品を作ろうと一発奮起!好きな釣りを控え、あれよあれよとこんなにいっぱい商品を作ってしまいました。 しかし、信条は「心底、また食べたい!」と言って頂けるような美味しい商品作りを心がけています。ぜひうめや本舗の商品で「丹後らしさ」を満喫して下さい。







丹後ばらずしは、京都・丹後の郷土食!

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私達の住む丹後地方では、祭りや結婚式、お正月やお盆、家族の誕生日など、ハレの日のご馳走として昔から各家庭で丹後ばらずしが作られてきました。
酢飯の上に甘辛く味付けされた鯖おぼろを敷きつめるのが丹後ばらずしの特徴で、順番に錦糸玉子、味付けしいたけ、かまぼこ、紅生姜、グリーンピースなど、旬の食材を乗せて仕上げて行きます。
作り方は、代々受け継がれた味付けや組み合わせる具材がそれぞれの家庭によって違うので、それもまた丹後ばらずしの楽しい特徴でもあります。時には、それぞれの家庭の味付けや具材・作り方などが、共通の楽しい話題にもなり長時間に渡ってばらずし談義が繰り広げられ事もしばしば。このようなことが郷土食と言われる所以でもあります。
当店のばらずしセットは、丹後産のしいたけ、梅酢漬けの紅生姜など出来るだけ丹後の食材を使用し、丹後で作られる一般的な家庭の味に調整してあります。
酸っぱい、甘い、印象は人それぞれ。丹後の人にとっては「幼い頃食べた家の味が一番!」かもしれませんね。

コミュ二ケーションを生み出す「食文化」

最近では、スーパーの総菜コーナーやイベント会場などで丹後ばらずしが手軽に購入できるようになりました。核家族化や生活スタイルの変化などの要因とも重なり、家庭で時間のかかる丹後ばらずしを作る機会が少なくなりました。
しかし、丹後地方では、丹後ばらずしを「作り」「食べる」ということで、家族や親戚との団らんや隣近所へのおすそ分けなど、コミュ二ケーションの役割を果たしてきました。
当店の丹後ばらずしセットは、仕込みに時間のかかる鯖おぼろ、味付けしいたけ、味付けの難しい合わせ酢等がセットになっているので、誰でも簡単においしくお作りいただけます。各家庭や仲間とテーブルを囲んで焼肉や鍋物を作って楽しく食べるように、丹後ばらずしもみんなで協力し合って楽しく作り、美味しく食べてみてはいかがでしょうか?きっと新しい食文化が見えてくると思います。
丹後ばらずしは、酢飯に乗せる具材が用意してあれば火を使わないので、小さいお子様と一緒になって楽しくお作りいただけます。幼児の頃から、ままごと遊びの感覚でお子様の食育的な教材としてもお考えいただけます。
どうぞこのうめや本舗の丹後ばらずしセットで、「作る」楽しさ、「食べる」美味しさをご堪能して頂いて、家族、親戚、隣近所、そして地域をつなぐコミュニケーションの輪を広げて下さい。